タクティクスオウガ リボーンをプレイした感想

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死者の宮殿

タクティクスオウガ リボーンをプレイした感想を述べる。

現在は4章まで来たところだ。死者の宮殿を出したところである。まだクリアはしていない。当然そこまでの感想となるのでご容赦願う。

タクティクスオウガ リボーンは久しぶりに発売日に買ったゲームだ。それだけ期待していたわけだが、正直微妙である。勝手に期待してた俺がバカだったのだろう。

決してつまらないというわけではない。

タクティクスオウガの重厚なストーリーがフルボイスで楽しめるという時点で面白くないわけがない。ところどころにある名シーンはやはり見入ってしまう。更に音楽も素晴らしいから嫌でも盛り上がる。

では何が微妙なのか。これから説明していく。

レベルキャップ

まずレベルキャップが息苦しい。

お手軽に難易度調整できるからレベルキャップを導入したのだろうけど、プレイヤーから見たら行動を制限されているだけである。レベルキャップなんかなくても各々で自由にレベルを縛ればいいだけだからな。

しかも敵さんたちは平気でこちらのレベルキャップを超えてくる。

レベルキャップは敵レベルの少し上になると事前情報で聞いていたのに……。だからヌルゲーマーの俺でも遊べそうだと思って買ったんだぜ。

これはちょっとどうなのよと思った。

裏技の錬金術でアイテム量産できなかったら、3章で詰んでいたかもしれない。

現在までで一番難しいと思ったのは3章のラスト。ここはボス二体のステージなのだが、とにかくボスの火力が高い。負傷者出しまくりだった。

スキル枠

スキル枠が少ない気がする。

武器学は絶対に装備するため、実質3枠しかないのだ。もうカツカツである。武器学は別でよかったのでは……。

なぜか必殺技は無駄に8枠もあるため、尚更少ないと感じるのかもしれない。

時間が掛かる

敵のHPが多くて1戦に時間が掛かる。

バフカを集めれば楽になるぞってことなんだろうけど、そのバフカを集めるのがまた面倒。ランダム湧きするバフカをバトル毎に集めるなんて面倒でやってられない。

近くに湧いた攻撃力アップだけを取るだけになっている。

その他

マジックリーフが店売りしなくなった。まあ、これは仕方ない。必殺技ゲーにしたくないという理由があったから、まだ分かる。

でも敵さんたちは毎回景気よくマジックリーフ使いまくりなのだ。少しもやっとする。レベルキャップもそうだが不平等感があるよな。

安っぽい演出が増えてるのが残念。ヴァイスとカノプーが石を投げ合うシーンとかいるのだろうか。正直、なんだこれと思った。

他にもショップが使いにくいなどもある。

初心者でも簡単。最強攻略法

不満点ばかりではウンザリしてくるだろうから、これから始める初心者さんに向けて簡単なアドバイス。

さんざん難しいと言われているが、実はこのゲーム、かなりゴリ押しができる。

詰まったら試してみて欲しい。

まずは全員ホークマンでビーストテイマーにする。あとはボスの弱点属性の爆弾を装備して、アイテムスリンガーでその爆弾をボスに投げつけるだけ。

爆弾は店売りされている。火炎弾や雷電弾などがそれだ。ちゃんとボスの弱点属性の爆弾を買うこと。

ホークマンはフランパ大森林にいくらでも出てくる。ホークマンは人間系で説得できるぞ。

アイテムスリンガーも装備することを忘れずに。このスキルはレベルが上がると遠くまで投げられるようになるから、本当に便利なのだ。

そして一番重要なことは武器学のスキルを上げておくこと。これが低いと雀の涙程度のダメージしか与えられない。事前に上げておくこと。

ちなみに攻撃力アップのバフカードも乗るので集めておくといい。

他にはデバフアイテムを使って必殺技でごり押しする方法もある。

これでほとんどのマップは攻略できるはずだ。これがゲームとして面白いかどうかはともかくな……。

最後に

不満点はあるが、現在45時間くらいプレイしているので、普通に遊べるレベルではある。本物のクソゲーはそこまで遊べないからな。

俺はSteamで5400円で買ったのが、それだけの価値はあったかと聞かれたら、やはり微妙であると答えるしかない。Steamには5400円以下で買える良ゲーがたくさんあるので、どうしても厳しい採点をしてしまう。

ましてや、このゲームは「オリジナル」「運命の輪」「リボーン」と3回も出しているのだから、もっとブラッシュアップされてないとおかしいではないか。

予約してあるミンサガ リマスターが微妙だったら、スクエニのゲームはもう発売日には買わない。