承認欲求が強い人は不幸。誰かに認めて貰えないと何も出来ない

承認欲求について

最近、ネットで承認欲求という言葉をよく聞くようになった。あまりいい言葉では使われない。多かれ少なかれ、人は誰でも承認欲求がある。あなたにも、もちろん私にもだ。

SNSの台頭にともない、承認欲求の強い人が増えてきている。仕事でもないのに毎日、長時間SNSを利用しているような人は、確実に承認欲求の塊であろう。

問題なのは承認欲求の種類と強さである。

目次

承認欲求の種類

承認欲求の種類

承認欲求の使い方によっては目標達成の強い武器になる。ただし、使い方を間違えてしまうと逆効果になってしまう。

承認欲求の話をするときは「マズローの欲求5段階説」というものを使って説明するのがお決まりである。

しかし、承認欲求はもっと簡単に説明できる。

承認欲求には二種類ある。

  1. 他者のための承認欲求
  2. 自分自身のための承認欲求

他者のための承認欲求

他者のための承認欲求とは、他者から注目を浴びて喜んでいる状態のことです。注目を浴びる言動を繰り返している。完全に他人に影響されている状態だ。ネット上の悪い意味で使われているのは、ほとんどこれである。

自分自身のための承認欲求

自分自身のための承認欲求とは、自分で自分を喜ばせている状態のことである。自己完結しているので他人に影響されることは少ない。

幸せに生きている人たちは主にこの状態である。マイペースで生きることができるので、他人と比較して落ち込むこともない。

どちらがいいかは言うまでもありませんよね

承認欲求の使い方を間違えないこと

先程、承認欲求の種類を2つ紹介した。

この承認欲求の優先順位が、他者の承認欲求>自分自身の承認欲求になってしまうと、注目を浴びることだけが絶対正義になってしまう。

つまり「かまってちゃん」になるのだ。

かまってちゃんが酷くなると、嘘をついてまで注目を浴びるようになってしまう。こうなった人間は何をしても上手くいかなくなる。

かまってちゃんの相手するのは面倒ですからね……。

SNSで承認欲求を満たす人は不幸

SNSで承認欲求を満たす意味

SNSで承認欲求を満たしたところで、ほとんど意味はありません。

SNSで「いいね!」などをされると、自分が他人から認められたような印象を持つかもしれませんが、しょせんはただの暇つぶしのツールです。このようなツールにムキになって承認欲求を満たそうと頑張るのは虚しいだけです。

ビジネスでSNSを使っている人ならともかく、趣味でSNSを使っているは他人の「いいね!」を求めてもなんの意味もないはずです。

意味のないどころか、悪影響しかありません。SNSで注目されて満足してしまうのですから、自分の成長に繋げることができなくなります。

なぜ、SNSで承認欲求を満たそうとする人がこれほど多いのか。

考えられる要因は、

  • SNSは簡単に承認欲求を満たすことができる
  • 誰かと常に繋がっていないと不安
  • 簡単に嘘を付いて自慢できる
  • 過去にバズった経験が忘れられない

このあたりか。

こんなことで承認欲求を満たしても意味がありませんよね。

最近、間違った正義感で他人の誹謗中傷などを繰り返す人も多いですが、これもやはり承認欲求があるからです。自分の正義感を他人に認めてほしいわけですね。

SNSには承認欲求モンスターが多い

承認欲求の健全化

承認欲求を健全化するには、自分自身のために承認欲求を使うことです。

承認欲求を自分のために使えるようになると無敵です。他人と比較することなく、自分が幸せに生きることに集中できるようになります。

それにはどうすればいいのか。

他者からの承認欲求を捨てること。まずはSNSを捨てることから始めよう。
そうすれば、自然と自分自身のために承認欲求を使うようになります。

普通の人にはSNSは不要だろう。SNSを捨てる覚悟がない人には、他者からの承認欲求をなくすことは絶対に無理だ。

人間関係を失うのが怖くてSNSをやめられないという人がいるが、そんなもの大事にする必要はない。SNSだけで繋がってるような人間関係など不要だ。

さっさとSNSを退会して、自分の日常生活のなかに承認欲求を求めるようしましょう。

勇気を持ってSNSを退会しましょう

最後に

それでは最後にこの記事をまとめる。

  • 承認欲求は誰にでもある
  • 他者のための承認欲求と、自分自身のための承認欲求がある
  • 承認欲求を正しく使うこと

他者のための承認欲求が強い人は不幸だ。常に人の目線ばかり気にしているのだから、いずれ鬱になるのが目に見えている。一刻も早く、承認欲求を自分自身のために使うことを勧める。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次