リカレント教育が誕生した意味やその背景について

「リカレント教育」という言葉を聞いたことがあるだろうか。簡単に言うと大学で生涯学習を行うことである。

なぜ勉強を続ける必要があるのか。そもそも、勉強は

本来、勉強とは生涯続けるものである。なぜ勉強をしているのかを考えれば、途中で勉強を止めるなんてありえないのだ。

人類が勉強をする理由は、我々の暮らしをより便利にするためだ。世の中にある数々の便利な代物はすべて勤勉による成果なのだ。

例えばインターネット。登場して世の中が一変したが、勉強ができない馬鹿がこのサービスを作れると思うだろうか?

勉強や研究を続けているから人類は発展できるのである。

それなのに、社会人になった途端勉強を止めてしまうのは、あまりにも勿体ない。

リカレント教育とが作られた背景はこういうことだ。

余裕のある先進国ほど、リカレント教育は進んでいる。残念ながら、我が日本ではリカレント教育はお世辞にも進んでいるとは言えない。むしろ、存在すら知られていないレベルである。

リカレント教育の必要性を認める声はそれなりにあるものの、実際にリカレント教育を行う社会人はなかなかいない。それは時間やお金や体力的な問題である。働きながら勉強を続けていくのは辛いと思う人が多いのだ。

仕事だけで疲れ切ってしまう人が多い。

こればかりは、どうしようもない。だから、まったくリカレント教育が普及しないのだ。

かといって、政府が無理やり労働時間を変えてしまうと、今度は体力のない中小企業が崩壊してしまう。それに、労働時間を変えたところで意思がないと勉強をするわけがない。

国の発展のために勉強を続ける必要があるが、その環境がないのが日本なのだ。まずは少しずつ、日本人の意思を変えていくところから始めるしかないだろう。

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