ブログはオワコン。
誰が言い出したのかは知らないが、このような主張をしているが本当に多い。有名なブロガーたちにそう言われたら、普通の人たちもそうなのかなと信じてしまう。
これからブログを頑張ろうとしているのに、こんなことを言われたらモチベーションがダダ下がりだろう。
だが、安心して欲しい。
もちろんブログはオワコンではない。
この記事は巷にあるブログはオワコン説に徹底的に反論していく。ひとつひとつ丁寧に反論を潰していく。
この記事を最後まで読めば、オワコン説が間違っていることに気付くはずだ。
ブログはオワコン厨の思考
その前に、まずはブログはオワコン厨の思考回路を考えてみよう。彼らが何を考えてブログはオワコンだと主張しているのかを知ることは大事だろう。
自分が稼げなくなったからオワコン
自分が稼げなくなったからブログはオワコンと嘆いているのだ。
稼いでいる人もたくさんいるのに、自分が稼げなくなっただけで、こう判断しているのだ。
あまりにも安直である。
有名ブロガーにブログはオワコンと主張している奴がいるのだが、彼のブログを閲覧したところ、ブログで稼げなくなるのも分かるくらい、低品質な記事だらけである。
ゴミサイトが飛ばされるなんて今に始まったことではない。何を今更当然のことを言っているのだ。
アフィリエイトなんてものは、昔から安定しない仕事である。10年以上前から何かあるたびに阿鼻叫喚を繰り返している。
アフィリエイト歴が長い人にとって、サイトが飛ばされたなんて挨拶のようなものだ。
ポジンショントーク
You Tubeやnoteやオンラインサロンなど、ブログ以外にも稼ぐ手段が増えた。これによって、ブログはオワコンというやつが増えたと考えられる。
例えばYou Tuberが「これからは動画の時代。ブログなんてオワコン!」と発言したりする。何かを持ち上げるために他の物をディスる行為はアフィリエイトの世界ではよくあることである。
最近だと、この行為のことをポジショントークと呼ばれたりする。
グーグルの気分次第だから
これも昔からよく言われていることである。
グーグルに嫌われてサイトが飛んだとか、アフィリエイターにとって、日常茶飯事である。何を今更って感じだ。
そもそも、グーグル次第なのはYou Tubeだって同じだろうに。
今のネットはグーグルが支配してるのだから、ネットを利用して稼いでいるすべての媒体はグーグルを無視できない。
つまり、ブログに限った話ではないってこと。
ブログがオワコンではない絶対的根拠
もう一度断言するが、ブログは絶対にオワコンではない。
もちろん、それだけの根拠があるから言っている。みんなを納得させるだけの絶対的な根拠があるのだ。
その根拠とは、
- ネットはまだまだ伸び代がある
- 企業が参入しているから
ひとつずつ解説していく。
ネットはまだまだ伸び代がある
ネットの情報はまだまだクソが多い。これが絶対的根拠のひとつである。
例えば、何か分からないことがあってググるとする。しかし、結局解決できないことが多い。
例えば、インバータ式のライトが壊れたので修理する方法をググっても、そんな事を書いているサイトは皆無である。
ぶっちゃけ、いまだにクソみたいなサイトが多い。
これはみんなも身を持って分かると思う。いくらググっても欲しい情報が手に入らないことは多いだろう。
ネットなんてまだまだ完璧ではないのだ。
つまり、いくらでも伸び代はある。自分が良質なサイトを作れば、まだまだ稼げる可能性はいくらでもあるってわけ。
企業が参入しているから
企業が参入したからオワコンというやつもいる。これもまたおかしい。とても考えて発言しているとは思えない。
企業が参入していないビジネスなんてあるのだろうか。他のビジネスもフリーランスもすべてオワコンになるがそれでいいのか?
You Tubeもオワコンになるし、転売もオワコンになる。個人投資だってオワコンになる。
漫画家だって自分のプロダクション(会社)を設立して、稼いでいる人は何人もいるけど、この理屈なら漫画家もオワコンになるのか?
芸能人だって個人事務所構えてるやつはいくらでもいる。芸能人もオワコンになるのか?
例を上げたらキリがない。
それでもブログだけはオワコンと言いたいのですか? 私にはその理屈がサッパリ分かりません。
そもそもネットには昔から企業が参入しているんですが……。無知にもほどがある。
むしろ企業が参入しているのがブログで稼げることの証明になっている。
ネット広告は伸びている
つい最近、ネットの広告費がテレビを超えたとニュースがあった。もはやネットはテレビ以上の媒体なのだ。
ちなみに、ブログは広告で稼いでいる。
ブログの主な収益は、アドセンスとアフィリエイトである。これらは商品の宣伝をして稼いでいるのだ。
つまりネット広告の一種である。
ネット広告がこれだけ伸びているのに、ブログがオワコンとか何を考えてそう言っているのか。
ブログは可能性に満ちている
ネットで稼ぐことを考えたとき、普通のテキストタイプのブログしか思いつかない人は発想に乏しい人だ。
ブログで扱えるものはかなり多い。ブログは可能性に満ちているのだ。扱えるものを羅列してみよう。
- テキスト
- 画像
- 動画
- 音楽
- ゲーム
- Webアプリ
今は動画の時代とよく言われるが、ブログは動画なんか目ではないほど色々扱える。特にWebアプリを扱えるのが強い。Webアプリを自作するだけで、唯一無二のブログになる。これはYou Tubeでは絶対にできないことだ。
ただし、トレンドブログはオワコン
ここまでブログはオワコンではないと主張してきた。しかし、トレンドブログはオワコンである。
トレンドブログとは、事件や芸能ゴシップなどの民衆が注目しそうな情報をタイトルで釣って、PV数を伸ばして広告費で稼ぐブログだ。
間違った情報や個人情報を晒したりして問題になっている。トレンドブロガーにとって著作権侵害、名誉毀損、人権侵害なんて当たり前。
いかにしてネットで目立ってPVを稼ぐかが大事。赤の他人が困ろうが知ったことじゃない。
トレンドブログはネット上のゴミと表現される理由が分かると思う。
NHKのクローズアップ現代が、トレンドブログについて特集を組んでいた。最近、コロナ関連でデマが多いからだろうな。ネットのデマといえば、トレンドブログかまとめサイトだもんな。(偏見あり)
トレンドブログはまだ稼げるが危険
稼げないから稼げるかで言えば、トレンドブログはまだ稼げる。でも、いつアドセンスが止められるか分からないのでリスクが高すぎる。
トレンドブログで成果報酬型アフィリエイトをするのは難しいので、主にアドセンスで稼ぐしかない。アドセンスが停止したら、一気に報酬が減ってしまう。
リスクが高すぎて、とてもビジネスとは言えない。
良質な記事を書けば大丈夫?
良質な記事を書けば大丈夫と言い出す奴が出てくると思うが、トレンドブログで質とか何を言っているのか。
質に拘った個人トレンドブログなんて存在するのか疑問だ。トレンドブログなんて一次情報や二次情報をリライトしてるだけだろ。
自分で取材でもするのか? トレンドブログで質を上げるなんて、それしかないと思うが。
誰でも脳死してできるのがトレンドブログなんだから、質のいい記事なんてこいつらに書けるわけない。
トレンドブログなんて素人でも書けるんだよ。
それに、もし良質な記事を書けるなら、もっと稼げる成果報酬型のアフィリエイトをしてるだろう。
脳死して記事を書くしか取り柄がないから、トレンドブログなんてやってるんだろ?
トレンドブロガーたちは、検索者のニーズを満たしているのだから責められる覚えはないと思ってそうだが、「調べてみたけど分かりませんでした!」とか書いてるような記事があるかぎり、世の中はトレンドブログなんて絶対に認めないと思う。
トレンドブログなんてひと目で分かるからな。テンプレでもあるのかってくらい金太郎飴みたいな記事ばかりである。

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トレンドブログは時代と逆行している
時代を追うトレンドブログだが、これの存在は時代と逆行している。今後のトレンドブログの活動は、ほぼ間違いなく厳しくなっていく。
アボセンスされる
トレンドブログはグーグルに目を付けられているからだ。
トレンドブログはグーグルに嫌われている。トレンドブログはアドセンスを止められる可能性が非常に高い。グーグルは甘くないぞ。トレンドやってるような奴には容赦のない厳しい対応をしてくる。
グーグルは定期的にトレンドブログのチェックをしている。
報酬が少ないうちは見逃されるが、報酬が大きくなってくると確実にブログを目視される。そこで、悪質なトレンドブログと判断されたら、躊躇なくアドセンスを停止される。停止したら当然報酬は貰えないので今月の報酬はパーになる。
個人でやっているようなトレンドブログは、大きくなると大半は消えてしまうのだ。実際、お手本になるような有名トレンドブログが、何度も消えていくのを見掛けた。
政府もデマサイト対策してくる可能性が高い
次に政府も何か対策をしてくる可能性がある。悪質なデマサイトをこのまま黙って見過ごしているとは思えない。
ネット利用者もバカではない。デマサイトが増えるたび、風当たりが厳しくなっていく。ネット利用者の声が大きくなれば政府も動くかもしれない。
芸能事務所に訴えられる可能性
目を光らせているのはグーグルや政府だけではない。芸能系のトレンドブログだと、芸能事務所からもチェックされている可能性がある。
もちろん、デマや誹謗中傷などから芸能人を守るためである。
トレンドブログでPVを稼ぐには、大手メディアがやらないような過激な内容にしないといけない。そうなると、訴えられる危険と隣り合わせでブログを運営しないといけなくなる。
トレンドは卒業して普通のブログを作れ
それにしても、いまだにトレンドブログなんてやっているやつがいるんだな。なぜ、わざわざそんなリスクの高いことをやってんだろう。ただアボセンスされるだけじゃなく逮捕されるリスクまであるからな。
まともなサイトを作れば何年間も安定してアクセスある。専門ブログを作れば専門家になれるくらいにジャンルに詳しくなる。ジャンルに詳しくなればそれで道は広がっていく。
一方のトレンドブログなんて潰しがまったく効かないだろう。
悪いことは言わないので、トレンドブログなんて一刻も早く止めて、普通のブログ作りをしとけって。
健康ブログもオワコン
健康系のブログもオワコンだからやめておいたほうがいい。
例のYMYLアップデートでお金や健康に関わるキーワードがキツくなっている。特に健康系のジャンルは本当に厳しくなっている。
このブログにも健康系の記事があるが、まったく伸びない。削除するか検討中。ガチのスーパーアフィリエイターたちですら、軒並み落ちてるんだから、普通のブロガーやアフィリエイターにはもう無理だろう。
ブログはオワコン説が流れるのも分かる。
最後に
オワコン厨の思考と、オワコンではない絶対根拠を解説してきた。ブログはオワコンでないとうことが納得してもらえたはずだ。
だが、これでもまだオワコン厨は減らないだろう。ぜひこの記事を拡散して欲しい。
ブログやサイトはまだまだ伸び代がある。良質なサイトを作る人が少しでも増えていけば幸いである。