「人と上手く交流できない……」
「どうも人の気持ちが分からない……」
これは誰にでもよくある悩みです。人間関係の悩みというのは、いつの時代でもなくなりません。
この記事は、共感力が足りなくて人と上手に交流ができないと悩んでいる人に、アドバイスをするための記事となっております。
この記事を最後まで読むと、あなたも上手に交流できるようになっていますよ。
私は色んな会社で交流上手の人を見てきました。大体、この記事に書いてある通りになっているので、信憑は高いはずです。
交流は頑張ってするものではない
まず大事なことを最初に言いますね。
大前提として、交流は頑張ってする必要はありません。必死で交流しようとすればするほど、コミュ障っぽくなってしまいます。皮肉なものですが、頑張って交流するから悩んでしまうのです。
交流上手な人はみんな自然体ですよ。あなたも思い当たる節があるはずです。
学校や会社でも最低限の交流ができていれば文句は言われないはずです。怖がらせるわけではありませんが、無理をして交流をしているといつか病気になってしまいます。
もう一度言います。交流は頑張る必要はありません。
これで終わってしまうとあまりにもなんで、もう少し踏み込んでみますね。
共感力は交流に必要ない
この記事を読んでいる読者さんは、私が交流が苦手なのは共感力がないからだと思っているはずです。
しかし、実はその考え方が交流が上手くいかない理由なのです。あなたが上手く交流できないのは無理に共感しようとしているからです。
オブラートに包んで言っても仕方ないので、ハッキリいいますね。
人と交流するにおいて共感力は必要はありません。
大事なことなので、もう一度言います。他人と上手く交流できないのは、共感力が足りないからではありません。
そもそも共感力とは?
共感力とはなんでしょうか。毎回、そうだねと頷いていれば共感力が高いといえるのでしょうか。
違うはずです。ひたすら頷いているだけの人を見ると、本当に聞いてるのかと疑いたくなるでしょう。
私がサラリーマンだった頃、新入社員に教育をする立場だったときがあります。私が説明していると、私が何を説明しても「はい、分かります」と頷いている新入社員がいました。
私が「キミ、本当に分かってる?」と聞いたら、その新入社員はビックリしたような表情をして「すみません、分かりません……」
私は、このとき確信しました。共感力とはただ共感すればいいものではないということ。
重要なのは、相手が共感してほしいところで共感することです。つまり、共感力とは相手のことを考える能力です。
相手が今どんな目的で話をしているのかを想像しながら聞くのです。相手の考えを察知して、それにあった受け答えをするのが上手な交流です。
テレビタレントなんかはそれに長けていますよね。
交流が上手い人たちは共感できないことにまで無理に共感してきません。交流が下手な人ほど、なんでもかんでも共感すればいいと思っている。
最後に
それでは最後にまとめます。
人間関係において、共感力は必要ありません。あるに越したことはありませんが必須ではありません。
大事なのは相手の発言の意図を汲むことです。相手が期待している受け答えをしましょう。
これは私の個人的な考えなので反論のある人もいるでしょう。色んな意見があるのは当然です。上手く交流するために、無理に相手と共感するのは違うのではと主張しているだけです。
交流が不得意な人が急に交流上手になるのは難しいです。無理をしないことです。少しずつ変えていきましょう。