世界の3大宗教はキリスト教、イスラム教、そして仏教だ。日本人には仏教が向いていると思った。
実際、日本人の生活に一番深く根付いているのは仏教である。
今回の記事では、日本人に仏教が向いている理由を書いていく。
ちなみに私は仏教徒ではないし、どこの信者でもない。客観的にそう感じたので記事にしただけである。
ちなみに仏教以外の宗教を否定しているわけではない。現代の日本人に合うか合わないかで考えているだけである。
イスラム教ついて
まずはイスラム教からだ。
ここですぐに振り落とされるのはイスラム教だ。イスラム教は日本には絶対に合わない。イスラム教の教えは、あまりにも日本人の生活とは程遠いからである。
まず飲酒禁止である。これだけで無理だという人も多いだろう。
一夫多妻制で、さらに女性はベールをかぶらなければならない。フェミニストが多い日本で流行らせるのは絶対に不可能だ。
さらにイスラム教は人間の絵を描いてはいけないのだ。神の冒涜になるかららしい。
正直、イスラム教は日本人にはとても合いそうにない。
キリスト教について
キリスト教もほとんどの日本人は合わない。
キリスト教はあまりにもポジティブシンキングすぎるのだ。日本人はネガティブな人が多いから、逆に鬱になる人が増える可能性がある。
キリスト教の教えを簡単に箇条書きにしていこう。
- 自分に都合の悪い事が起きたらそれを喜びなさい。天はちゃんと見ているから、いずれ良い事になって返ってくる。
- 求めれば与えられるし、探せば見つかる。信じるものは救われるのだ。
- どんな憎らしい敵でも愛して、その人のために祈りなさい。そうすれば敵ではなくなるから。
これらがキリスト教の基本的な考え方である。
これを素直に受け入れられる日本人がはたしてどれだけいることか。大抵の日本人はこの教えと逆のことしているからな。
嫌なことが起きればすぐにクレームを入れるし、運転中に嫌なことがあればばすぐに煽り運転する。日本人に悪いことを喜ぶ余裕なんてない。
恋愛をしない人が増えている日本で、敵を愛しなさいとか言われても失笑されるだけだ。
キリスト教は普通の日本人には無理だってことが分かると思う。
仏教について
最後は仏教についてだ。ここを読めば仏教が日本人に向いている理由が分かるはずだ。
仏教の考え方は、基本的に心の内側に向いている。内側に向いているとはどういうことか。
例えば嫌な人間が現れたとしよう。
そのような場合は、「他人は他人だから気にしないようにしよう」と考えるようにするのだ。要するに、スルー力を磨いていくわけである。
このように自分の考え方を変えて解決していくのが仏教なのだ。内向的な日本人にピッタリである。
これが仏教的な考えなのだ。キリスト教の「敵を愛しなさい」よりもよほど日本的だと思わないか?
ポジティブすぎるわけでもなければ、ネガティブすぎるわけでもない。バランスがちょうどいいのが仏教だと個人的に思っている。
世界中で人気の瞑想も仏教である。瞑想をする人間が増えれば、くだらないことでイライラする人間が減るのに実に勿体無い。
そもそも、日本にある仏教のほとんどは日本式の仏教になっている。日本の風土や文化に合わように改良されているのだ。だから、日本人に合うのが当然ともいえる。
最後に
最後にこれだけは言っておく。
私は仏教に入信させるために、この記事を書いたわけではない。日本人には仏教が合うと言ってきたが、信者になる必要はまったくない。
悩んでいる日本人の助けになればと思って、この記事を書いたのだ。何かに悩んでいる人は、仏教の教えを少しだけでも、かじってみるといい。
仏教関連の本はたくさんあるので、それらの本を読んでみるのだ。君の悩みの解決の糸口が記されているかもしれないぞ。