何をするにしても継続力は大事です。
勉強やスポーツ、仕事などはもちろん必要ですし、趣味のだって継続力が必要です。この継続力で勝ち組になれるか負け組になれるかが決まってくると言っても過言ではありません。
そこで今回は集中力に関する話をしてみたいと思います。今回はあくまでも「勉強においての集中力の上げ方」についてお話しますね。
これから、いくつか勉強に集中するコツを紹介してきますが、一度にすべてを取り入れるのは難しいので、ひとつずつ取り入れることを推奨します。
イチローの有名な名言のひとつに、
「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています」
というのがありますが、これは勉強も一緒です。勉強もコツコツとやっていくことがとても大切です。
しかし、どうしても続けられない。続けるのが大事だと分かっていても、それができない。これは受験生には深刻な悩みです。
今回は勉強を続けられなくて悩んでいる人向けの記事です。
継続力をバカにするやつは継続力に泣く
勉強をコツコツ続けられる人は、そうでない人と比べて10倍以上も成功しやすいのです。だから企業は勉強ができる人を優先して取るわけです。
最近、努力をバカにする人が多いのは気のせいでしょうか?
何もしないでただ働いてるだけの人と、毎日自分の業種の勉強しながら働いている人とでは、積み重なっていくものが違います。
これはホワイト企業だろうとブラック企業だろうと同じです。
例えば飛び込みの営業職です。営業職は体育会系のブラック企業もいいところですが、自分の商品について徹底的に勉強したり、営業トークを磨いたりして、日々勉強をしている人は、確実に収入に現れてきます。
勝ち組になりたいなら早めに勉強する習慣を付けることです。
継続力を上げて勉強をコツコツ続けるコツ
それでは早速勉強を続けていくコツを紹介してきます。いきなり全部を取り入れるのは大変なので、まずは自分ができそうなところから始めてみましょう。
目標の細分化
勉強をするからには何か目標があるはずです。目標を掲げることは素晴らしいですが、果たしてその目標は適切でしょうか。
あまりにも大きな目標を掲げていると、現実味が沸かないのでモチベーションが上がらないことがあるのです。
そこで目標の細分化です。大きな目標をいくつかの小さな目標に分けましょう。そうすれば達成もしやすいですし自信もついていきます。
手に届きやすい目標を立てるのがコツです。
運動しよう
毎日運動しましょう。運動をすることで自制心が養われていきます。自制心は自分をコントロールしていくために必要な要素です。
適度な運動は健康にもいい。勉強は体力を使いますからね。運動をして体力をつけるのは
それと運動は記憶力もアップするんですよ。勉強をしている人はやらない理由がありませんね。
ひとつに絞る
習慣化させたいことがいくつもある場合、まずはひとつに絞りましょう。このまま続けていくと、どれも中途半端で終わる可能性があります。
例えば勉強もしたい、ダイエットもしたい、禁煙もしたい、筋トレもしたい、これは欲張りすぎです。続けていくのは難しいです
このように複数のことを一度でやろうとしていると失敗する可能性が高くなります。勉強を続けたいなら最低でも習慣化するまでは勉強だけに絞ること。
時間を決めて学習する
人間が集中できる時間は決まっています。そこで一度に勉強する時間を決めてしまいましょう。
例えば、30分だけ全力で勉強して5分休憩、また30分勉強して5分休憩を繰り返するのです。このサイクルで勉強をしていけば、集中して勉強できます。
スマホにタイマーアプリをインストールしてそれを使えば便利に使えると思います。
朝に勉強する
起床してからの2時間は脳のゴールデンタイムと呼ばれているのはご存知でしょうか。このゴールデンタイムはもっとも脳が活発に働いている時間帯なのです。つまり、勉強をするのにもっとも向いている時間帯なわけですね。
少しだけ早起きして勉強をすれば集中して勉強できるはずです。早朝は周りも静かですから、より一層集中できますよ。
場所を変える
場所を変えるのも勉強に集中するのに有効です。
わざわざ外で勉強する人が多いのはやはり集中ができるからです。いつも同じ環境で勉強しているとダレてきますからね。
不思議なもので、家ではサボりがちだった人でも、環境を変えただけで勉強に集中できるようになるのです。
他には騒音問題などで、家ではうるさくて勉強に集中できないときがありますよね。そういうときも場所を変えるのが有効です。
場所や時間帯によっては勉強禁止になっていることがあるので注意しましょう。
目標を宣言する
勉強をするには目標があるはずです。その目標を家族や友人に宣言してしまいましょう。
例えば、「今から俺は勉強して○○大学に合格する!」と宣言するわけですね。
そうすることで、自分を追い込んで勉強をせざるを得ない状況にしていきます。
勉強を記録を付ける
勉強記録を付けていきます。日記みたいなものですね。
勉強をした日だけではなく、サボった日などもしっかりと記録していきましょう。
たんに記録を付けるだけではあまり効果はありません。
定期的に記録を見直すことで、自分が集中できていない理由などが明らかになる場合があります。
観葉植物を置く
部屋に観葉植物を置くと、集中力が付いたりストレスが軽減されると、以前からまことしやかに言われていました。
これについて最近になって科学的証拠が見つかったようですね。
英文学術誌の『Physiological Anthropology』誌に掲載された研究で明らかにされたようです。
いくつか理由はありますが、簡単に説明しますと、植物との触れ合いによって、脳内物質のセロトニンが分泌されやすくなるからです。
セロトニンとか、あまり聞いたことのない脳内物質かもしれませんが、受験生には絶対に必要な物質です。
このセロトニンが多いと、頭がスッキリして、頭の回転が早くなります。さらにさらに勉強の意欲が湧いてきます。朝にも強くなるので、勉強ための早起きするのもいいでしょう。
もしセロトニンが少ないと鬱になる可能性があるので、かなり重要な脳内物質です。
観葉植物の効果は勉強しているすべての人にとってメリットがあるものです。
特に受験生はその恩恵を大いに預かることができるはずです。勉強をしている人たちは、ぜひ部屋に観葉植物を起きましょう。
ちなみに、観葉植物以外の植物でも大丈夫のようですが、観葉植物が手入れが楽なので、よくオススメされているのだと思います。
最後に
勉強を続けるコツを紹介してきましたが、どうでしたか?
これは個人差がありますが、勉強の習慣は大体1ヶ月くらいで付きます。ですからそれまでが勝負です。
ここで学んだことを実践していくことが大切ですよ。「なるほどー」だけで終わらせていてはせっかくここで学んだ知識も無駄になります。
ちゃんと実践していけば、いつの間にかコツコツと勉強を続けられる体質になっているはずです。
この方法を試してみても、どうしても集中できない場合は、その勉強は本当に必要なのかを考えてみましょう。
興味のないことや不必要なことにはなかなか本気にはなれません。もし不要なら勉強を止めるのも手です。