カリギュラを見て狩猟免許に興味が湧いたので少し調べてみることにしました。
詳しく知りたい人は生活環境部で調べてもらうことにして、ここでは狩猟免許に少し関心のある人向けに簡単に説明します。
狩猟免許について
狩猟免許の種類
狩猟免許には
- 網猟免許
- 罠猟免許
- 第1種銃猟免許(装薬銃、空気銃)
- 第2種銃猟免許(空気銃)
これらの4つの種類があります。
受験資格者
気をつけないといけないことは、受験資格があるということです。これらに該当するものは受験することができませんので注意です。
- 銃猟免許は20歳以上で網・罠猟免許は18歳以上です。
- 統合失調症
- そううつ病
- てんかん
- その他の問題行動を起こす可能性のある病気
- 薬物中毒者
- 法律違反者
- 過去に狩猟免許を取り消された人
試験内容
試験会場は富山県民会館で行われることが多いようです。
試験の内容は
- 適性試験(視力、聴力、運動能力の検査)
- 知識試験(狩猟に関する法令や知識)
- 技能試験(猟具の取扱、距離の目測など)
これらの3種類になります。
狩猟免許申請手数料として、ひとつの免許につき5,200円掛かります。
銃砲・刀剣類の所持許可
これまで説明してたものはあくまでも狩猟免許に関することです。これだけでは猟銃を所持することは出来ません。
銃砲・刀剣類の所持許可も必要になってきます。所持許可の申請手数料は6,800円~10,500円掛かります。相談窓口は警察署になります。
狩猟期間など
富山県での狩猟が解禁される期間は11月15日~2月15日です。
ただし、状況により延長されたりする場合があるります。イノシシやシカなどが多ければ延長される可能性があるわけですね。
狩猟が行える時間は日出から日没です。夜はやってはいけないんですね。暗いと危ないからかな。
当たり前だけど、人がいる可能性のある場所で猟銃を使用するのは禁止。民家とか公道とかですね。公道に向けて撃ってはいけないのはカリギュラでやっていたので知っていました。
あと、これも番組で知ったんですが、猟銃に使う弾って自分で火薬を調合して作るんですねえ。なんかモンハンみたいですね。
お金が掛かる
調べていると、お金がかなり掛かるってことが分かりました。
これまでに説明してきた申請手数料の他にも、銃猟税などが掛かってきます。ちなみに銃猟税は16,500円です。
あと猟銃本体の値段も高いですからね。全部含めるとかなりのお金が掛かってきます。全部含めると20万円くらいになりそうです。これは底辺にはキツイ値段ですねえ。
最後に
簡単に取らせてもいい免許ではないので当然だとは思いますが、色々な手続きがあってかなり面倒くさいです。
狩猟免許を取得するには近隣住民の許可も必要だと聞いていましたが、富山県は必要ないのかな。特にそういう記述は見当たらなかった。私が見落としているだけかもしれないが。
狩猟免許についてのお問い合わせ先は『富山県生活環境文化部 自然保護課野生生物係』まで。電話番号は(076-444-3397)です。