日本だとなかなか英語で会話する機会なんてありませんから、リーディングをメインに学習している人も多いと思います。
英語の長文を読むのは最高の勉強になると思います。英語に慣れるにはピッタリですよ。生きた英文を何度も読み込むわけですから当然ですよね。
サイトや洋書で実際に使われているのは長文ですから、長文で学習する行為はほとんど実践みたいなものです。
さらに長文は英単語も覚えやすいと思います。例えばスポーツ関係の海外サイトを見ていると、当然、スポーツでよく使われる単語がよく出現しますよね。よく使われる単語は覚えやすいです。
覚えた単語が次から次に出てくると、忘れにくくなりますよね。こうなると英語の学習も楽しくなってくるわけです。
音読について
英語の学習で最も効率がいいのは「音読」です。英語の達人たちが口を揃えて言っています。
『通訳の神』と呼ばれている國弘正雄氏も音読を勧めています。國弘さんはかなり音読をされていたみたいですね。教科書を数百回も音読されていたようですよ。
なかなか真似できるものではありませんが、この練習があったからこそ、神とまで呼ばれるようになったのでしょうね。
私も音読で頑張ろうとやる気を出された方もいるでしょう。しかし、ちょっと待って下さい。
音読をする前に絶対に必要なこと
音読の練習の前にやることがあります。
それは発音練習です。
適当な発音で音読を繰り返していたら、変な癖がついて後々苦労します。音読練習の効果を倍増させる前に発音の練習をしたほうがいいです。
発音のトレーニングは書店で売っている発音系の本をやり込めば大丈夫だと思いますよ。基本的な発音を学んでから、音読練習をしても遅くはありません。
単なレベルくらいがちょうどいいです。簡単な英文の音読を何度も繰り返しましょう。
音読を繰り返すだけで英語が読めるようになるぞ
まず英文法の学習は必須です。リーディングをする際、英文法の理解は非常に重要です。
スピーキングよりも重要になってきます。スピーキングする場合は相手がいるので、文法を無視しても何とか伝わることが多いですが、英語を読むときはそうはいきません。
とはいえ、高校英文法をしっかり理解できてれば問題ありません。英文法が苦手な人はしっかり学習しておきましょう。
英文法を理解できたらいよいよ実践です。
まずは中学レベルの英語長文を買ってきてそれを読みましょう。注意点は音声付きの教材を選ぶことです。
リーディングなんだから音声なんて不要なのではと思うかもしれませんが、音声を聞いて学習したほうが、ただ読むだけよりも学習効果が加速するんですよ。
できれば声に出して音読しましょう。
次に高校レベルの英語長文で同じことをします。そして仕上げは大学入試レベルの英語長文です。
音読用の教材は簡単なものから初めて、少しずつレベルを上げていくのがコツです。音声つきの英語の教材は豊富にありますので教材探しで困ることはないと思います。
ちなみにこの学習中は英単語の勉強は必要ありません。最低限必要な英単語は音読しているうちに覚えてしまいます。問題集などもやる必要はありません。ひたすら音読を繰り返していきましょう。
今回は英語を読めるようになりたい人向けの記事です。
スピーキングやライティングは一切不要!ただ英語を読めるようになれればいい。
こういう人は結構いると思うんですよね。大多数の日本人にとって英語を話す機会より英語を読む機会のほうが多いはずです。たとえば、インターネット上の英語の記事や洋書を読めるようなれればそれだけで世界は広がりますから。
私が英語の学習を本格的にやりだしたのも英文をスラスラ読めるようになりたいからでした。
英語は4技能バランス良く鍛えないとか駄目だとか、会話ができない英語なんて意味がないとか、色々言われていますが、そういった雑音は無視してください。完璧主義者の声をいちいち聞いていたら潰されますよ。
読めるようになりたいなら、読む練習だけをしていればいいのです。別に技能が偏ってもいいじゃないですか。余計なお世話ってやつです。
それに読みは全ての技能の基本です。読めないのに英作なんてできるわけないし、聞き取りもできるわけがありません。だから読みを優先して鍛えるのは悪くないと思いますよ。
それでは最後にまとめます。
- 高校英文法をしっかり理解する
- 中学英語を音読
- 高校英語を音読
- 大学入試レベルの英文を音読
ここまでできればリーディングの基礎は完全に出来ているはずです。あとはあなたの好きな分野の英文を読んでいけば問題ありません。
とはいえ、ただ好きにしろというのも何ですので「速読速聴・英単語」シリーズを制覇してみるのもいいかもしれません。
速読速聴・英単語のBASIC、Daily、Coreの3冊を終わらせるだけでかなり力が付くのを感じるはずです。私の場合、英語のニュースをかなり理解できるようになりました。
音読の効果は凄い!英会話ぜったい音読を一年間実践した感想
英会話・ぜったい音読
- 監修:國弘正雄
- 出版社:講談社インターナショナル
- ジャンル:音読
- 音声:CD付属
今回は「英会話・ぜったい・音読」を1年間実践した感想を書きたいと思います。
「英会話・ぜったい・音読」は名前の通り、音読用の本です。教科書からそのまま素材を持ってきているので良質な文が揃っています。
このシリーズの題材は中学英語と高校英語の教科書から選ばれた長文が入ってます。もちろんCD付きです。
教科書は時間を掛けて入念に作られているので、音読の教材としては不足はないでしょう。
このシリーズは6冊あり、現在の音読ブームを作り出した本としてとても有名です。
私は6冊全部行いました。ひとつの本を1~2ヶ月くらい行なって、飽きてきたら違う本に変えてひたすら音読を繰り返してました。
ぜったい音読の効果
英語を英語で理解できるようになった
自分の理解できる範囲の英語なら聞いただけでスッと頭に入ってくるようになりました。普通の中学レベルの長文は聞くだけで簡単に理解できます。これは自分にとってかなり大きな進歩です。音読を始める前は簡単な英語でさえ、理解しながら聞くなんてできていませんでしたから。
簡単な英会話ができるようになった
ぜったい音読にはダイアローグもあります。ダイアローグとはいわゆる対話文です。音読を繰り返して対話文を暗記したおかげで、簡単な英会話なら出来るようになりました。中学高校の教科書をしっかりやり込むだけで簡単な英会話なら不自由しないのではと思います。
発音がよくなった
ネイティブの発音を真似しながら音読をするので、自然と発音もよくなっていきます。ちなみに発音だけの連中は特にしていません。発音とリズムを意識して真似ようとすることが大切です。
英文に耐性ができた
今までは英語がズラズラ並んでいると、それだけで目が滑って頭が痛くなってきたが、それがなくなりました。毎日英語に触れていたおかげで英語にだいぶ慣れました。
暗記力が付いた
英語に慣れたからなのか、英語の暗記が今までより簡単になりました。じっくり腰を据えて一冊の参考書を行えるようになりました。今までは参考書を買ってもすぐに他の参考書に浮気してしまっていたいので、これも大きな進歩です。
TOEIC
力試しにTOEICを受けたことがあります。初挑戦で650点でした。自慢できるスコアではないことは承知しています。ちなみに力試しで受けたのでTOEIC本で試験対策は一切していません。一年間音読を繰り返しただけですが、これくらいのスコアなら取れるわけです。ちゃんと対策をしてTOEICに慣れていけばもっと高スコアを狙えそうです。
ぜったい音読を続けよう
このぜったい音読シリーズをやり遂げれば力が付くのは間違いありません。身をもって実感しています。
力の付く教材なのは間違いありませんが、ぜったい音読の標準編だけは嫌いな人もいるかもしれません。標準編の音声には余計な日本語や効果音が付いているので、何度も聞いていると耳障りになってくるのです。
他のは問題ないんですが、標準編だけ何故かこんな作りになっているんですよ。一番最初に作ったのがこれだからなのかな。
音声に余計なものがあると許せないタイプの人は最初から買わないのをオススメします。
そろそろ改定版欲しい
少し話はそれるけど、せっかく「ぜったい音読」の話題が出たので、ついでに語ります。
考えてみると、「ぜったい音読」の題材って少し古いですよね・・・。
今どき、インターネットで興奮したり、検索の仕方が分からない中高生なんていませんからね。
そろそろ改訂してもいいと思う。最初にでた標準編とかは少し音声が使いにくいし、そこらへんも直してくれると助かるかも。
どうですかね出版社さん!
音読テキストの選び方
ここからは実際に音読に使うテキストを紹介していきます。
音読に使用するテキストですが、自分のレベルにあったものを選びましょう。あまりにレベルが違いすぎると練習の効果が落ちます。
CDが付いているものを選ぶのも大事です。今はほとんどCD付きだと思いますが、たまに付いてないのがありますからね。
長文の内容が面白いかどうかというのも大事でしょうけど、初学者用の長文テキストでそこまで面白い長文は見たことがありません。ぶっちゃけ同じような話が多いです。
レベルに合ったものと、CD付きなのを選んでおけば問題はありません。音読はちゃんと内容を理解しながらやるのが大事です。
初心者向けの音読教材
次に「ぜったい音読」以外の音読用テキストをレベル別で紹介します。
ハイパー英語教室中学英語長文
まずは初心者向けからです。音読は自分が簡単に分かるレベルで練習するのが効果的です。
最初にボクは中学英語で音読していました。
でも初心者向けの英語長文教材って数が少ないんですよね。だからこのレベルの音読教材はある意味貴重です。
ボクが使っていた音読教材は『ハイパー英語教室中学英語長文』です。
このテキストは初心者に優しいですよ。CDも付いているので音読も捗ります。重要な表現の解説はもちろん単語の説明も付いているので助かります。
始めて英語長文するならこのテキストから始めてみてはどうでしょうか。
中学英語長文の1と2をやり込めば、英語長文に慣れると思います。1は簡単ですが2になるとスピードも早くなるのでより実践に近づきます。
ボクは「ハイパー英語教室中学英語長文」を50回音読しています。何度も音読していると中学英語はかなりスラスラ読めるようになってきました。
初心者が音読を始める場合、まずは簡単な英文からスタートする必要があります。段階を飛ばしていきなり難しい英文を音読するのはオススメしません。
そこで、まずは中学レベルの英文を音読しましょう。
その際にオススメの本を紹介しておきます。
「ハイパー英語教室中学英語長文」という本です。この本は初心者が最初に音読するのにピッタリの本です。
英単語や文法の説明も詳しいし和訳もある。音声だってちゃんとついている。それでいて安い。1200円ほどで買えます。
この本は「中学英語長文1」と「中学英語長文2」の2冊がありますが、長文2のほうが少し難しいです。長文1からやりましょう。
しっかりCDを聞いて、そっくりそのまま真似するように音読していきましょう。
最初はゆっくりですが、徐々にスピードが上がってくるので、なかなかやりごたえがあります。
中学レベルの音読本に「ぜったい音読」という有名な本がありますが、「ぜったい音読」には和訳もないし文法の説明も全くないため、本当の初心者がやるには少し難しいと思います。
「ハイパー英語教室中学英語長文」で音読の基礎を作ってから、「ぜったい音読」に進むことをオススメします。
【ハイパー英語教室中学英語長文】
- 著者:大岩 秀樹 安河内 哲也
- 出版:ピアソン桐原
- 長文数:25個
- CD:あり
- ターゲット:中学生、英語が苦手な人
ハイパー英語教室中学英語長文のレビュー
ハイパー英語教室中学英語長文には2種類あり、「超基礎から始める編」と「入試長文がすらすら読める編」があります。
「超基礎から始める編」は本当に簡単で、CDの読み上げもゆっくりなので取り組みやすい。
しかし、簡単とはいえ長文なので英語を習い始めたばかりの中学一年生には難しいかもしれない。
一方の「入試長文がすらすら読める編」は難易度が上がり、本格的な長文となっている。CDのスピードも上がっている。
長文に使われている、重要構文がしっかり説明されているので、確認しながらレッスンを進めることができる。
さらに長文で使われた単語の見出しまで乗っているので独学もしやすい。
この参考書の特徴的な部分は音読練習を積極的に進めているところです。25個の長文が用意されているのでしっかり音読練習ができるのだ。
中学生向けの英語参考書で、長文を音読できる音声付きの参考書はあまりないので、貴重です。
中学生の頃から、この本を使って音読練習を繰り返していたら、すぐに英語が得意科目になるでしょう。
最近の傾向として大学受験は長文問題が多くなってきている。
中学生にはまだ先の長い話かと思うかもしれないが、いまから長文に慣れ親しんでおくと数年後有利に立てるでしょう。
ハイパー英語教室中学英語長文の使い方
中学生諸君は用意された設問を解き、ディクテーションをしてから仕上げに音読を繰り返しましょう。
この本でも紹介されていることだが、この方法で進めても問題はないと思うので安心して学習しよう。
ハイパー英語教室は中学生だけではなく社会人のやり直し英語にも使えます。
私が英語学習をやり直し始めた当初、この本を使ってよく音読練習をした。おかげで中学英語はしっかり復習できた。
私はこの本を完全に音読教材として割りきって利用していたので、長文の部分だけ切り取って使っていた。問題や解説の部分は必要なかったので邪魔だったのだ。
しかし、社会人が使うには少々文章が綺麗すぎるかもしれない。ぶっちゃけ面白みがないと感じるだろう。そこは最初から面白い英文なんて読めるわけがないと割りきって学習する必要がある。
エンジョイ・シンプル・イングリッシュ
エンジョイ・シンプル・イングリッシュというNHKのラジオ番組が面白い。簡単なので音読にピッタリです。
5分間の英語のショートストーリーです。曜日ごとにお話のテーマが決まっています。シンプルで気軽に出来ます。
実力があればテキスト無しでも理解できるんだろうけど、俺の場合はテキスト必須。だから買おうと思って本屋に向かった。発売日なのにもう2冊しか残ってなかった。売れすぎだろw
初めて中身をみたけど和訳がないのな。難しい単語には説明があるけど、基本的に説明とかはない。挿絵が多くてなかなか雰囲気がある。いい感じだ。来年もぜひ続けて欲しい。
また14日に来月号出るから購入しておかないとな。すぐ無くなりそうだしw
このテキストの基本的な使い方は、まずテキストを読んで予習。そのあとでラジオを聞き、そしてももう一度読み返す。
【読む】→【聞く】→【読む】でスパイラル学習です。分からない単語は飛ばし読みでおk。読み飛ばしの気持ち悪さを克服する事が狙いみたい。俺は録音して繰り返し聴いています。
正直俺には少し難しいですが、普通レベルの英語学習者たちには丁度いいのではないかな。
気になったら試しに一度聞いてみたらいい。朝の9:10と夜の10:10にやっているので、都合のよいほうで聞けばいい。
その際に出来たらテキストもあったほうがいいと思う。初学者には耳だけで理解するのは結構難しい。
中級者向けの音読教材
速読速聴・英単語
このレベルの音読教材は豊富にあるので特に困ることはないでしょう。店頭で見て自分にあったのを選べばいいと思います。
敢えてオススメなのを選ぶとしたら「速読速聴・英単語」です。
なんといっても内容が充実してます。英語長文がたっぷりと入ってますので、じっくり取り組めばレベルアップできるはずです。
さらにレベル別に分かれているので自分の実力にあった本を選ぶことができます。
【速読速聴・英単語Basic2400】
- 監修:松本茂
- 発行:Z会
- 初版:2002年12月10日
- ジャンル:単語帳
- ターゲット:TOEIC500未満の人
- 単語数:2400
- 音声:あり
速読速聴・英単語は人気あるシリーズだ。一冊で単語や熟語、速読力やリスニング、背景知識などが学べるようになっている。
「Basic2400」はこのシリーズの中で一番簡単なものとなっている。
簡単とはいえ中学英語がまだ理解できていない初学者には少しハードルが高い。しかし、できないこともないのでやる気があるならやってみるといい。
この速読速聴・英単語シリーズは6冊あり、それぞれレベル別に分かれている。どれから始めていいか迷う人もいるだろう。
そこで「速読速聴・英単語オンライン」というサイトの出番だ。ここでは自分にピッタリのレベルを無料で判断してもらえるので、どのレベルから始めればいいか迷っている人は試してみるといい。
このシリーズに共通している感想は、こなれた英語表現が多いなあという印象。本物のネイティブの英文という感じで、いわゆる学習参考書とは違う感じだ。
価格は約2,052円と少し高めだが、ページ数は400ページ以上もあり英文がそれだけ詰まっているのでなかなかやりごたえもある。
本気で英語を学習したいなら、このシリーズをすべてやり遂げなさい。そうすれば相当な英語力がつくだろう。
ver.2とver.3の違い
私は主にver.2で学習していたのでよく分かるが、ver.2の序盤は短い例文が多かった。
このCDの音声は例文のタイトルも読むタイプなので【例文のタイトル→短い例文→例文のタイトル→短い例文】こんな感じで例文のタイトルが目立って非常にうるさかった。
ver.3はそれらがなくなって、ある程度の長文になっているので評価したい。文脈主義を謳うならやはりある程度長さのある文章してほしいですからね。
すでにver.2を持っている人はver.3を買うべきかという疑問があるかもしれないが、私は別に買わなくてもいいとは思う。
しかし、中学レベルの部分がすべて一新されており新鮮な気持ちで読めると思うので、買いたいのなら買ってしまってもいいかもしれない。
ニュースで英会話
次はボクも行っている音読教材です。「ニュースで英会話」というNHKのサイトです。
このサイトはホント素晴らしい。こんな素晴らしいサイトが無料で利用できるんだから使わない手はありません。
正直、高校レベルの英語力しかない私にはこのサイトは少々難しい。
簡単なのは簡単だけど、難しいのはホント難しい。ニュースによって難易度にバラつきがあるので初学者にはなかなか大変です。
ボクが英語を学ぶ理由のひとつに海外の最新ニュースを理解したいからというのがあります。だから、背伸びしてでもチャレンジしてるわけです。
ボクの「ニュースで英会話」の使い方はこうです。
- 「ニュースの本文で学ぶ」でセンテンス単位で精読する(わからない所があればしっかり確認)
- 次に全文をリスニング。スピードは速い。何度もリスニングを繰り返す。
- そして最後に音読だ。内容をイメージしながら何度も音読をする。
まあ大体こんな感じです。非常にシンプルな学習法だと思います。
正直なところ、「ニュースで英会話」の学習を始めてまだ半月ほどなので、自分のやり方をまだ確立していないんですよね。
このサイトにはすでにかなりの文量があるし、今後もどんどん増えていくだろうから、長く英語を勉強していく人には申し分ありません。
音読していく順番
音読は少しずつレベルを上げていくのがコツです。私がオススメする音読教材の順番を公開します。
- ハイパー英語教室中学英語長文1
- ハイパー英語教室中学英語長文2
- 英会話・ぜったい・音読(入門)
- 英会話・ぜったい・音読(標準)
- 英会話・ぜったい・音読(挑戦編)
- イチから鍛える英語長文300
- イチから鍛える英語長文500
- イチから鍛える英語長文700
まずは一番優しいハイパー英語教室中学英語を使って音読をしましょう。そのあとは、英会話・ぜったい・音読を順番にこなしていきます。仕上げはイチから鍛える英語長文です。
これらを音読していくと時間がかかります。しかし、これらをすべてやりきることができたら、英語の基礎はもうバッチリできているはずです。あとは自分の好きな教材で学習してけばいいでしょう。
音読を続けるための飽き対策
毎日毎日、ひたすら音読をしていると飽きてくる人もいるでしょう。ともすれば途中で音読を止めてしまうかもしれません。効果を感じる前に止めてしまうのはあまりにも勿体無い。
なるべく飽きず続けることが重要になってきます。私も毎日、色々と工夫をしながら音読をしています。そこで今回は音読の飽き対策を紹介していきます。
音読記録を残す
音読記録を残しましょう。記録内容は音読した回数と感想で十分です。
これをみると「私ってばこんなに頑張ってるぅ♪」とテンション上がります。音読した回数を書いておくと「あともう少しで50回だ。よし頑張ろう!」とテンションが上がります。自分の上達過程も記しておけば、「順調に上達してるぞ。俺様天才かも・・・」とテンションが上がります。
とにかくテンションが上がるんです。テンションが上がれば音読も飽きにくいですよね。記録を残すことは飽き対策だけではなく自分の自信にもなるので記録は絶対に残しておきましょう。
場所を変える
自宅に篭って音読するだけじゃつまらない!ときにはあなたのお気に入りの場所へとくりだそうぜ!
なるべく人の少ないところが集中できるでしょう。河川敷、海、山とかの雄大な自然を見ながら音読をするのってマジで気持ちいいですよ。車でドライブ気分で出かけよう。もちろん運転中に聞くBGMは英語だぜ!
わざわざ遠くに出かけるのが面倒くさいなら、どこか近くの駐車場に停めて車内で音読するだけでも気分展開になりますよ。
シャドーイングをする
音読の合間にシャドーイングをときどき混ぜてみましょう。シャドーイングは上級者向けのトレーニングと言われていますが、すでに何度も音読を繰り返した素材なら、初心者でもなんとかついていけるのではないでしょうか。
黙読する
ときには黙読も混ぜてみましょう。黙読だって立派なトレーニングです。
音声を聴く
音読に飽きたら、音読素材の音声を何度も何度も聴きましょう。聞き流してたら意味ないですよ。しっかり意味を考えながら聴きましょう。
和訳を音読する
普通の音読に飽きてきたら日本語の音読をしてみましょう。我らの母国語。おなざりにすることはできないはず。心を込めて音読しましょう。嗚呼、日本語の美しきことよ。
早口で音読する
早口で音読をしましょう。一見、ふざけてるような感じがもしれませんが、早口で音読するのって立派な意味があるんですよ。早口で音読することで英語の処理能力が上がるんです。英語の処理能力が上がればTOEICなどでも役に立つでしょう。
名前を変える
対話文の場合、大抵キャラ名が出てますよね?その名前を変えるんです。他の登場人物の名前も変えてみましょう。
たとえば、自分の名前や大好きなあの人の名前に変えて音読するのです。甘酸っぱい大昔の青春時代を思い出しながら涙しましょう。とっても、むず痒い気持ちになります。
ふざける
ふざけて音読しましょう。ふざけて言っているわけじゃありません。あくまでも飽き対策でふざけるのです。
例えば、わざとオーバーな表現をしたり、格好つけた喋り方で音読してみましょう。
「ホワッツァァ ネェェェムゥゥ!!」「ワァーーオッ!!」「グゥーレィィトッ!」など、とにかく大げさに音読するのです。
結構、楽しいですよ。私もひとりで笑いながら音読してます。完全に奇人です。音読に照れは厳禁なのさ。hahaha!
ただし、いつもこれをすると変な癖が付いてしまうので息抜きに程度にやりましょう。
まとめ
いかがでしたか?
長文を読むのは楽しいですよね。センテンスやフレーズで分けられた英文を読んでいてもあまり面白くありません。多分、ボクには音読や多読があっていると思います。
しかし、どうしても音読は合わないという人もいると思いますので、自分にあった方法で英語を学習してくださいね。
今のところこの記事には中級者向けまでしか書いてありません。それもそのはず、ボク自身がそのレベルまでしか勉強していないからです。
ボクが英語をもっと上達していったときに、上級者向けの音読教材も追加していきたいと思います。